本文へスキップ

現場経験を通して得られた工具や道具の使い方を現役の現場監督の私が惜しみもなく、みなさんに伝授します。

工具の使い方を知って、
工事現場で頼られる人間になろう。

塗装用の工具

塗装用の工具

監督が教える工具の使い方>塗装用の工具

このページは塗装に必要な塗装関係の工具や道具をまとめました。

塗料には2種類の物があります。

1つはドロドロの塗料に有機溶剤(シンナー)を混ぜてサラサラにして、サラサラの状態で塗装を行い、その後シンナーが気化して塗料が固まるタイプの物。
これは1液(いちえき)と言います。


もう1つは、サラサラの塗料に硬化剤というものを混ぜることで数時間後にサラサラの塗料が固まるタイプの物。
これは2液(にえき)と言います。


市販されている塗料は圧倒的に1液が多いし、普通の人は多分シンナーを混ぜる1液タイプの物しか知らないと思います。

一方、2液の硬化剤を混ぜて固めるタイプの塗料は基本的に値段が高く工事現場などでしかほとんど使用されないので一般的な認知度はほとんどないでしょう。

2液は塗面が2時間くらいで硬化するので、圧倒的に作業効率が高いです。
1液に関しては塗ってから乾かす時間が結構かかる(ものによっては1日乾かす)ので、乾きの早さが2液の存在意義です。


2液の塗装を行うと、使用した刷毛(はけ)自体も硬化を始めて放置しておくと使い物にならなくなるので、2液の塗装をした後に硬化剤の効果を無くす専用のシンナーがありますのでそれで洗い流さないといけません。

2液の塗料+硬化剤タイプの物は鉄に塗装するときだけの塗料と思い込んでいたのですが、塗装屋さんに聞いてみたところ、別に木工でも使用することはあるということでした。

余談ですが、刷毛(はけ)も合成した毛の安いものを使用すると塗面に毛の波ができやすいそうです。
塗装屋さんが使用していたのは動物の毛で出来た刷毛で1本2000円の刷毛だと言っていました。



塗面に毛の波が出にくいのが良いと言っていました。



スポンサードリンク



紙やすり



コロコロ(ペイントローラー、ローラー刷毛)


防毒マスク


保護メガネ


作業着


皮手袋


グラインダー


高周波グラインダー


ヘラ(スクレーパー)


保護メガネ


防毒マスク


ヤッケ(雨具)


ワイヤーブラシ


スポンサードリンク




バナースペース

スポンサードリンク



独立切子士として
切子の工房を立ち上げました。切子工房 箴光
切子工房 箴光(しんこう)

転職したとはいえ、工事現場で工具の使い方を学んだ経験は江戸切子を作る際にとても役に立っています。


私が選ぶ、便利な工具ランキング

1位 ラチェットレンチ

2位 石筆

3位 コンベックス(メジャー)

4位 水平器

5位 シャコマン