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現場経験を通して得られた工具や道具の使い方を現役の現場監督の私が惜しみもなく、みなさんに伝授します。

工具の使い方を知って、
工事現場で頼られる人間になろう。

紙やすりの使い方

紙やすりの使い方

監督が教える工具の使い方削る工具>紙やすりの使い方



紙やすりは紙に研磨するための粒がついている紙です。


小学校や中学校の図工や美術の授業でも使ったことがあると思うので、全く馴染みが無いという人は多分存在しないと思います。


耐水の紙やすりと普通の紙やすりがあります。
耐水の紙やすりは濡らして金属の研磨に使用するものが多いです。
耐水ではないものは木材に使用します。


研磨材がついていない紙の裏面に
研磨の粒の粗さを表す「番」という数字が書いてあるはずで、数字が小さいものは目が粗く、数字が大きくになるにつれて目が細かくなります。


紙やすりは粗いものから目が細かいものまで均等にそろえておく必要があります。
それは使用方法の方で説明します。


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使用方法と注意点

紙やすりを購入したら、
使いやすいサイズにハサミで切り取って使用します。


紙やすりの良い点はこのように持ちやすいサイズにして使えることです。


まずは目の粗い「番」が小さい数字のものから使用していきます。
そしてだんだん目の細かい紙やすりを使用していくことで表面がつるつるのさらさらの手触りになるくらいまで磨かれます。


いきなり一番目の細かいやすりで削っても、
仕上がりはきれいになりません。


耐水性のものは水をつけて研磨すると、
研磨剤の間に削った粉が目詰まりしにくくなり、
研磨の力を保てます。


特に目の細かい紙やすりは目詰まりしやすいので、耐水の加工がされていることが多いです。


購入方法と値段

とても一般的な工具なので
ホームセンターでもネット上でもどこでも売っている安価なものです。


粗いものから細かいもののセットで販売されていることもよくあり、大体1000円~2000円くらいで買えます。

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独立切子士として
切子の工房を立ち上げました。切子工房 箴光
切子工房 箴光(しんこう)

転職したとはいえ、工事現場で工具の使い方を学んだ経験は江戸切子を作る際にとても役に立っています。


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