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現場経験を通して得られた工具や道具の使い方を現役の現場監督の私が惜しみもなく、みなさんに伝授します。

工具の使い方を知って、
工事現場で頼られる人間になろう。

カラーコーンの使い方

カラーコーンの概要

監督が教える工具の使い方安全道具、安全用品>カラーコーンの使い方


みなさんお馴染みの赤い三角錐のプラスチック製の置物です。

工事現場では注意喚起のためにかなりの量を使用します。

例えばこうやってラミネートした紙をカラーコーンに張って注意喚起したりします。
※ラミネートとは、紙を薄いフィルムで包んで丈夫にする文房具のことを言います。事務用品です。


日曜大工で大がかりなものをするときは道路近くに注意喚起としておくのもアリかもしれませんが、普通の人は個人でカラーコーンを買うことはほとんどないでしょう。

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使用方法と注意点

カラーコーンはカラーコーンのみで成り立っているものではなく、
カラーバー

ウェイト
と組み合わせて使用します。
特にウェイトは必須です。

カラーコーン自体はプラスチック製ですので、結構軽く簡単に風に飛ばされてしまうので、カラーコーンの足元の部分にウェイト(2キロずつの単位)を1個乗せて使用します。

この足元の黒いゴムのことを言います。

強風時はウェイト1個だと風で倒されることがあるので、ウェイトを2個にします。

道路沿いのカラーコーンで休日や長期休暇(夏休み、冬休み、ゴールデンウェーク)に入る前にはウェイトを3個か4個乗せておくと確実に風で倒れたりしないのでそういう措置を取ると安心です。

連休中にカラーコーンが倒れて道路にまたがり交通を妨げたとか、風に飛ばされて危険なエリアに入ってしまったとかなると、工事現場では大問題になります。

工事現場ではどんな小さな問題も発生させてはいけない風潮があります。
ちゃんと管理が出来ていないということになるからです。

カラーコーンはくにゃくにゃのプラスチック製ですが、長期間直射日光の当たるところで何ヵ月か使用していると表面が硬化してきて手で持てなくなるほど、バリバリ割れるようになります。

そうなったらカラーコーンは買い替え時になります。

カラーコーンの頭に夜間に光るライトをつける場合もよくあります。


購入方法と値段

個人的に使用する人が多分ほぼいないので、ホームセンターとかに置いてないことがほとんどだと思います。

これも工事関係を専門としている通販の会社から購入することになると思います。

カラーコーンは1個あたり300円~600円です。

現場ではあればあるだけ、いざというとき対応できるので、多めに買っておくのがいいかと思います。

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バナースペース

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独立切子士として
切子の工房を立ち上げました。切子工房 箴光
切子工房 箴光(しんこう)

転職したとはいえ、工事現場で工具の使い方を学んだ経験は江戸切子を作る際にとても役に立っています。


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