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現場経験を通して得られた工具や道具の使い方を現役の現場監督の私が惜しみもなく、みなさんに伝授します。

工具の使い方を知って、
工事現場で頼られる人間になろう。

スタッドボルトの使い方

スタッドボルトの概要

監督が教える工具の使い方ボルトナット関係>スタッドボルトの使い方


スタッドボルトとは、ボルト全体がねじ山になっているボルトのことを言います。

一方、ネジ山が全体の半分くらいまでしかネジ部がないものを「マシンボルト」と呼びます

和名だと「全ねじ」と呼びます。
世の中でも往々として呼ばれている呼び方です。
ずん切りボルトという呼び方もあります。


六角ボルトに関して言えば、台座の部分が5mm以下(M5以下)は、全て全ねじタイプになっているようです。

私の会社ではスタッドボルトと呼んでいる人がほとんどですが、世の中ではむしろ全ネジと呼んでいる人の方が多いと思います。

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使用方法と注意点

全ネジはネジ山が座面の台座の根元まで作られているので、どんなものをボルトナットで締めるか予測できない時にどの長さでも対応できるように用意しておくことが多いです。

急なものが来ても対応できるように在庫として保有しておくことが多いです。

ネジ山を多く作ると、表面積が増えて酸化しやすくなりサビやすくなります。
また鉄の棒だったものをネジ部分を削り取ってしまうので、せん断(ボルトがぽっきり折れること)にも弱くなってしまうデメリットがあります。


ボルトがどういうところに使用されかあらかじめわかっているなら、マシンボルトを使用した方が耐久性も高く、コストも安くすみますので覚えておいて下さい。


購入方法と値段

値段は使用するスタッドボルトによってピンキリなので、どれくらいのものを使用するか自分で確認して、業者に見積もりを取るなどして値段は確認してください。


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バナースペース

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独立切子士として
切子の工房を立ち上げました。切子工房 箴光
切子工房 箴光(しんこう)

転職したとはいえ、工事現場で工具の使い方を学んだ経験は江戸切子を作る際にとても役に立っています。


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