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現場経験を通して得られた工具や道具の使い方を現役の現場監督の私が惜しみもなく、みなさんに伝授します。

工具の使い方を知って、
工事現場で頼られる人間になろう。

つなぎの使い方

つなぎの概要

監督が教える工具の使い方安全道具、安全用品>つなぎの使い方


つなぎとは、上下の服がつながっている作業服のことを言います。

現場作業ではこのつなぎを着て作業する人が結構多いです。

上下に分かれた作業服だと手を上に伸ばした時におなかや背中が出ることもあって、素肌を出すということは安全面でも見た目でも良くありません。

実際、私も普通の作業服で床に寝そべって作業していたら、上の作業服と下の作業服の間から鉄のゴミが刺さってしまって痛い思いをしたこともありました。

鉄工の場合、そういう鉄のゴミが多く、腰のところからゴミが入ることもあって危険です。

そこで、お腹が出るだとか背中が出るだとか気にしないで作業できるように上下の服がつながった「つなぎ」という服を着て作業することが多いです。

また、回転工具を使用する際にお腹の周りの服の裾が出て巻き込まれないようにできるという意味でもつなぎを着る場合があり、いずれにせよ普通の上下に分かれた作業服より安全です。


現場で
「よごれるから作業着じゃなくてつなぎ着ろよ」と
40歳くらいのアホの監督が上から目線で偉そうに言いますが、
「え?つなぎ着ても、つなぎがよごれるだろ。つなぎが通常の作業着と何が違うのかを説明しろよアホ」
とよく思いました。


現場に実際にこういう因果関係を説明しないで結果だけしか言えないアホが大量にいるので、常識の中で育ったみなさんと現場の人間は会話が成立しません。

だから、まともに話せる人間は工事現場を辞めて、アホだけが残るのでアホの巣窟になります。

だから、世間一般ではドカタとかチンパンジーとかバカにされます。
でも、それは身から出たサビ。因果応報。
ドカタの人間はそれを受け入れるのが筋です。

だから私は私の工事現場での仕事をバカにされても怒らないし、そう言われて当然なのでバカにした人を正しいと言います。

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使用方法と注意点

つなぎは胸のところから股間のところまでにファスナーがついているので、まずは足を通して、それから上の着る部分を背中の方から覆いかぶせるように着ていき、最後に前のファスナーをしめて着ます。


この一連の動作がわたくし非常に苦手というか好きじゃないのでつなぎを着ることが嫌いなんですが、安全面を考慮してきていますね。

わかりやすいのは峰富士子のライダースーツ姿ですね。ライダースーツも上下がつながっていますよね。

上下がつながっているので、保温性もあるので赤ちゃんが作業着ではないですが、つなぎの服をよく着ています。


購入方法と値段

工事関係の店、特に私の場合だとワークマンで3000円か4000円くらいで購入しましたので、大体5000円以下くらいで買えると思います。


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バナースペース

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独立切子士として
切子の工房を立ち上げました。切子工房 箴光
切子工房 箴光(しんこう)

転職したとはいえ、工事現場で工具の使い方を学んだ経験は江戸切子を作る際にとても役に立っています。


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