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現場経験を通して得られた工具や道具の使い方を現役の現場監督の私が惜しみもなく、みなさんに伝授します。

工具の使い方を知って、
工事現場で頼られる人間になろう。

消火バケツの使い方

消火バケツの概要

監督が教える工具の使い方安全道具、安全用品>消火バケツの使い方


消火バケツは、8Lの水が入る金属製のバケツです。

水色のよく見るポリバケツに比べると、中に入れられる水の量が少なめですが、ポリバケツに目いっぱい水を入れると出火した時に重すぎてバケツごと水をうまくかけれない可能性もあるので、8Lくらいの量にしてあるのだと推測します。

火が出たら消火器を使用すればいいと思いますが、ボヤの時に消火バケツがあればいちいち消火器を使用しなくて済みます。

特に消火器を使用したとなると白い粉がモクモクで火を消した後もその白い粉がまき散らされてる感じがおおごとになった感じに見えます。

また、消火器1本も結構お高い物なので、水をかけて収まるようなら水をかけて0円で終わりにしたいということです。

消火バケツが金属製なのは、火に囲まれて容器自体が溶けて水が漏れるのを防ぐためでしょう。

家庭では、消火バケツなんて用意しなくても色んなバケツが家にあると思うので、わざわざ買う必要はないです。


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使用方法と注意点

水を汲んできて、出火しそうな場所の近くに消火器と一緒に配置するのが好ましいです。

実際に現場ではこんな感じで配置しています。

消火バケツと消火器をセットでおいておきます。


出火しそうな場所は、火花が出る場所なので、
・溶接している人の近く
・グラインダーしている人の近く
・発電機の近く
・分電盤の近く

など、明らかに火花が出てる場所は当然のことですが、電気系統類の近くにも配置することが好まれます。

そうなると、ひとつの現場で消火器と消火バケツは結構な数必要になります。
現場によって配置の基準があると思うので、それを確認した上で配置する数を決めましょう。


購入方法と値段

大きめのホームセンターならどこでも売っているような気がします。

金属製なので、1個500円~800円と高めです。



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独立切子士として
切子の工房を立ち上げました。切子工房 箴光
切子工房 箴光(しんこう)

転職したとはいえ、工事現場で工具の使い方を学んだ経験は江戸切子を作る際にとても役に立っています。


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