本文へスキップ

現場経験を通して得られた工具や道具の使い方を現役の現場監督の私が惜しみもなく、みなさんに伝授します。

工具の使い方を知って、
工事現場で頼られる人間になろう。

車輪付き土台の使い方

車輪付き土台の概要

監督が教える工具の使い方その他の工具、道具>車輪付き土台の使い方


車輪付き土台は、溶接工が長時間の座りながらの作業や、寝そべりながらの作業の際の動きの負担を和らげる乗り物です。

上の写真は実際に溶接工の人が使っているもの写真を撮りました。

大体の場合は、車輪(キャスター)に木の板が張ってある座布団サイズくらいのものです。


ちなみに売りものではなく、溶接工のみなさんは自作しています。



スポンサードリンク


使用方法と注意点

溶接は、動きの遅いカメくらいのスピードで横に動きながら溶接します。

溶接中はほとんど動かないので、何もないとずっとしゃがんだままを維持したような状態で作業しないといけません。

これが丸一日続くし、それが何日も続きます。
それはとても耐えられないので、溶接工の人は自作の動くイスみたいなものを作って体への負担を減らしています。


下を向いて溶接する下向き溶接の場合は椅子に座りながら溶接します。

また狭いところで上を向いて溶接するかち上げ溶接では、土台の上に寝そべりながら溶接を行います。


イメージしやすいのは、ドラマとかで車の整備工が車の下に入って作業しているシーンです。

車輪付きの土台をゴロゴロ転がして車の下から出てきますよね。
ああいう感じですね。


購入方法と値段

これは売り物ではないので、自作するしかありません。

DIYということで、車輪(キャスター)を4つと木の板、またはすわり心地の良い素材を買ってきて、それをくっつけて完成です。

自作でも3000円以下で作れそうな気がします。


スポンサードリンク



その他の工具、道具」のページに戻る。


バナースペース

スポンサードリンク



独立切子士として
切子の工房を立ち上げました。切子工房 箴光
切子工房 箴光(しんこう)

転職したとはいえ、工事現場で工具の使い方を学んだ経験は江戸切子を作る際にとても役に立っています。


私が選ぶ、便利な工具ランキング

1位 ラチェットレンチ

2位 石筆

3位 コンベックス(メジャー)

4位 水平器

5位 シャコマン