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現場経験を通して得られた工具や道具の使い方を現役の現場監督の私が惜しみもなく、みなさんに伝授します。
現場監督が教える工具の使い方
工具の使い方を知って、
工事現場で頼られる人間になろう。
レバーブロックの使い方
レバーブロックの概要
監督が教える工具の使い方
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固定する工具
>レバーブロックの使い方
レバーブロックとは異なる2点の場所にフックを引っかけてレバーを動かすことで2点間に張った金属の鎖(くさり)が締まっていく工具のことを言います。
以下のラインナップで紹介します。
・レバーブロックとはどういうもの?
・使用方法と注意点
・購入方法と値段
2分で読み終える
ので工具の使い方も知らない人間として、工事現場でバカにされ続けたくなかったらぜひ最後まで見てマスターしていってください。
レバーブロックとはどういうもの?
レバーブロックは、異なる2点間を何百キロというパワーで引き寄せる力があるのが特徴(とくちょう)です。
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多分もっとも使用頻度(しようひんど)が高いのは、平ボディーのトラック運送時に荷を固定する時でしょう。
平ボディーというのは、上記のような荷台の部分に屋根など無く、平たくなっているトラックのことを言います。
平ボディートラックの荷台の両端には金属の輪っかがあるので、そこにレバーブロックのフックを引っかけて、間に荷物を置いて何百キロというパワーで荷台に固定します。
イメージ図
一方、異なる2点間を何百キロというパワーで押し広げるのは油圧(ゆあつ)ジャッキという工具になります。
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使用方法と注意点
近づけたい2点間にそれぞれフックを引っかけます。
フックが2個あるので、近づけたいものの2点にフックをかけます。
2点間にフックをかけたときに間の鎖に少しテンションがかかっている(鎖を張る力がかかっている)と、レバーブロックの手元のレバーをロック状態にすることができます。
ちょっと小さい画像ですが、
この下の部分が金属の輪っかになっていますよね?
まさしくこれは平ボディーのトラックに鋼材(こうざい)を固定している様子の一部です。
このようにフックを2つかけた状態で、間の鎖に少しテンションがかかった状態でないと、
ここのレバーを動かすことができません。
このレバーは2点間の鎖をもっと締め上げるか、緩(ゆる)めるかを選択できるレバーです。
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フックが両端にかけられて鎖がある程度ピーンと張った状態(テンションがかかった状態)でないと使用できないので覚えておいてください。
UPかDN(DOWN)をえらべます。
Nはニュートラルです。
UPでフックの2点間の鎖を締め上げて、
DOWNでフックの2点間の鎖をゆるませます。
UPかDNにロックした状態で、テニスラケットのようなグリップ部分を持ちます。
軸を中心にレバーを左右に振り子のようにグリグリ動かすと、鎖が回収されます。
フックで引っかけた2点間の距離が狭く(せまく)なっていきます。
これは今UPの状態なので、ゴムグリップのところを持って、グリグリ動かすと鎖が締めあがっていきます。
次に話すのは構造的な話で、なんとなく使ってるか、これを知ってるかどうかで
大きく職人のレベル
が変わりますのでぜひ理解していってください。
黄色い線がフック間の鎖です。
ここをUPで締め上げると、黄色の部分が巻きとられて青の余ってる鎖の方に回収されていきます。
黄色が短くなって、青が長くなります。
逆にDOWN状態でレバーをグリグリ動かすと、
余りであった青の鎖が黄色の部分に排出されていって、フック間の鎖の長さが増していき、2点の間が緩みます。
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購入方法と値段
レバーブロックは5000円~10000円くらいで購入できます。
一般的な工具でないので、ホームセンターにはまず売っていないでしょう。
完全に建設工事用の工具なので、ネットで検索して専門の業者から購入することになると思います。
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