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現場経験を通して得られた工具や道具の使い方を現役の現場監督の私が惜しみもなく、みなさんに伝授します。

工具の使い方を知って、
工事現場で頼られる人間になろう。

オイル吸着マットの使い方

オイル吸着マットの概要

監督が教える工具の使い方安全道具、安全用品>オイル吸着マットの使い方

細かい繊維の不織布(ふしょくふ)のマットで、水に浮き、水面の油を表面の細かい繊維でからめ取るマットです。

不織布ってのは糸とか使わずに繊維同士を絡ませてひとつの布のように存在させるものです。

工事現場などでは油を扱う場所も多く存在し、油交じりの水を海や川に出さないように使用されます。

日曜大工とかの個人で何かやるときにはまず使用しないです。

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使用方法と注意点

油が浮いている水面に浮かべたり、排水ポンプで油交じりの水が出る部分にくくりつけて元から油が出ないようにして使用します。

油は水面に浮かぶので側溝の上の部分をせき止めて、そこにオイル吸着マットを設置したりします。

下の部分は水が流れるようにします。


家庭で使う食器を洗うための洗剤も水面に浮いた油を分解するのによく使われるので一緒に使用します。
洗剤の原液を直接使用してもあまり効果が無いので、原液を水で希釈して(うすめて)、それを噴霧器に入れてまいたりします。

油を吸い取って汚れたマットは産業廃棄物で捨てます。

水面に浮かぶ油膜のことを「ギラ」と呼んでいる現場もありましたが、一般的ではないと思うので、一応頭の片隅にそういう呼び方があるなと覚えておく程度にしてください。

購入方法と値段

これは工業用に使われる物なので、ホームセンターとか市販の場所にはまず置いてないと思います。

建設道具を販売している専門の業者のカタログなんかに載っていると思うので、通販で買う感じになると思います。

油を吸い取ったら捨てる、の繰り返しなので販売されているものは50枚単位だとか100枚単位で販売されている場合が多いです。

100枚で15,000円くらいなので、1枚あたり150円くらいを基準に考えるといいのではないでしょうか。

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独立切子士として
切子の工房を立ち上げました。切子工房 箴光
切子工房 箴光(しんこう)

転職したとはいえ、工事現場で工具の使い方を学んだ経験は江戸切子を作る際にとても役に立っています。


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