ノギスの使い方

ノギスとは、手動でできる精密な計測工具のことを言います。

物を挟みこんで、その挟み込んだ物を0.05ｍｍの単位で長さを計測できる優れた工具です。

工事現場でもよく使用されますし、
工事以外の物作りの仕事でも多種多様で使用されていると思います。

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鎌みたいな「ジョウ」というものがあります。
物を挟みこんで外径を計る外側用ジョウと、
内側から内径を計る内側用ジョウがあります。

まずは本尺の長さを読んでｍｍ単位まで計測します。
その状態で、副尺を見ます。
副尺を見るとぴったりメモリが合っている場所があるのでその部分を１ｍｍ以下の数値とします。

副尺部分を拡大します。

副尺を見ると、
0のメモリが上の本尺のメモリとぴったり合っていて
1～9までのメモリがとても微妙に上のメモリとずれていますよね？

つまり、副尺の1ｍｍ以下の数値は0ということになります。

もう１つ例。

副尺が5と6の間で本尺のメモリと一致するなら、
上の数値は本尺73.00ｍｍ＋副尺0.55ｍｍで
73.55ｍｍと計測できます。

手動の工具でこの0.05ｍｍ単位まで計測できるのは本当にすごく、素晴らしい計測工具だと思います。

ノギスは一般的な計測工具なのでホームセンターでもネット上でも売っています。

値段は2000円～10000円くらいとピンキリですが、
4000円くらいが相場のような気もします。
少々高い工具ですね。

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独立切子士として
切子の工房を立ち上げました。

切子工房　箴光（しんこう）
転職したとはいえ、工事現場で工具の使い方を学んだ経験は江戸切子を作る際にとても役に立っています。

1位　ラチェットレンチ

2位　石筆

3位　コンベックス（メジャー）

4位　水平器

5位　シャコマン

現場経験を通して得られた工具や道具の使い方を現役の現場監督の私が惜しみもなく、みなさんに伝授します。