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現場経験を通して得られた工具や道具の使い方を現役の現場監督の私が惜しみもなく、みなさんに伝授します。
現場監督が教える工具の使い方
工具の使い方を知って、
工事現場で頼られる人間になろう。
ネコ(一輪車)の使い方
ネコ(一輪車)の概要
監督が教える工具の使い方
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運ぶ工具
>ネコ(一輪車)の使い方
ネコとは、荷台の部分が器になっている一輪車のことを言います。
ネコは正確には猫車(ねこぐるま)と言います。
一輪車なので、狭いところでもスイスイ進める様子が猫のようであることが猫車の名称の由来になっているそうです。
猫車が一般に浸透していない名称なので
「運搬用一輪車」とかいう名称で販売されていることもかなり多いです。
工事現場では「ネコ」としか言わないので最初は私も俗称、ローカル的な呼び方だと思っていたのでネコという言葉で覚えるのは無駄だなと思っていたのですが、正式名称が猫車なんでびっくりしました。
日曜大工、はたまた園芸とかやる庭が広めの家の人なら家庭に1個あったら結構便利だと思います。
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使用方法と注意点
ネコに物を載せて手押しで運ぶだけです。
重いものを乗せすぎると、持ち手の部分が持ち上がらないこともありますし、持ち上がったとしても車輪がつぶれて前に進まないということもあります。
一輪車である以上、二輪車よりもタイヤが重さでつぶれやすい特徴があります。
重いものを乗せると手押しで動かしたときに車輪がブレやすく、自分が思っている以上に左右に倒れやすくなるので、「これくらいならなんとかいけるかな」と思ったらヤバいと思ってください。
ネコを倒してしまうと、倒れるくらいの積載量の物をそのまま元に戻すことは結構難しいので、普通に運んだ時よりも多くの時間がかかってタイムロスします。
少し運ぶ量は減っても確実に運べる量を持っていくのが結果的に一番時間がかかりません。
これは2年くらいフォークリフトの作業をしていたこともあって、間違いなく自信を持って言えることです。
私は現場に出る前に、工場で現場に出荷する工具の整備を行う仕事もしていたのですが、その際にネコに積みすぎて動かせなくなったものは、フォークリフトでネコごと持ち上げて移動させるとかしていました。
使用用途的には、クランプなどの重めだけど手でかなり運びづらいものを乗せたり、私が工場にいた時は、工具類をネコの上に一式積んでおいて、移動式の工具箱みたいな感じで使用したりもしました。
購入方法と値段
猫車は1万円~2万円で買うことができます。
家庭でも庭が広い人なんかは物の移動にとても便利なので購入してもいいと思います。
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