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現場経験を通して得られた工具や道具の使い方を現役の現場監督の私が惜しみもなく、みなさんに伝授します。

工具の使い方を知って、
工事現場で頼られる人間になろう。

角矢の使い方

角矢の概要

監督が教える工具の使い方その他の工具、道具>角矢の使い方


角矢とは、くさび型をした物の間に差し込んでグイグイ押し広げる工具です。形状がくさび型をしていて、用途が間に差し込むものであれば角矢と呼びます。

一般的には、木材をくさび型に加工した角矢が流通していることが多いですが、鉄工の工事現場では鉄製の角矢を使用することが多いです。


何かの間に差し込んでグイグイ押し込む性質上、角矢の先端が潰れやすく、潰れると隙間に差し込みづらくなるので定期的にメンテナンスして先を尖らせるということも必要です。


日曜大工(DIY)で何かするときに角矢があると便利だと思うので、4個くらい持っておくといいかもしれません。


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使用方法と注意点

角矢は何かの隙間に差し込んでグイグイ押し広げます。
例えば、木の角矢の場合は、なにか物を積み重ねたいときに物の間に差し込んで隙間を無くして安定性を高めるなどの使用の仕方があります。

その最も一般的な例がトラックの運送です。
みなさんもよくトラックが荷台に何か大きな建設道具みたいなのを乗せて車で走っているのを見たことがあると思います。

その物を運ぶ際に、まず必ず使用するのがレバーブロックという工具ですが、それとは別に安定性を高めるために木の角矢を運ぶものの間に差し込むこともあります。
なので、トラックの荷台には常に角矢が準備された状態で積んであります。

また大きめに切り出した角矢は車のタイヤ止めに使用したりもします。


そのほか鉄工の現場だと、重なった薄い鉄板を上から1枚取り出すときに、まずはバールの先を鉄板に差し込んで少しだけ持ち上げて、できた隙間に鉄の角矢を差し込んで使用しています。



購入方法と値段

角矢は多分自作のものがほとんどだと思います。
角矢という商品でホームセンターに置いてあることはまず無いと思います。

ある程度の大きさの木材を買ってきて斜めにカットすれば角矢になるので、角矢自体も日曜大工(DIY)で作ってしまうのも手かもしれません。


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バナースペース

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独立切子士として
切子の工房を立ち上げました。切子工房 箴光
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転職したとはいえ、工事現場で工具の使い方を学んだ経験は江戸切子を作る際にとても役に立っています。


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