本文へスキップ

現場経験を通して得られた工具や道具の使い方を現役の現場監督の私が惜しみもなく、みなさんに伝授します。

工具の使い方を知って、
工事現場で頼られる人間になろう。

ハロゲンライトの使い方

ハロゲンライトの概要

監督が教える工具の使い方照明道具>ハロゲンライトの使い方


ハロゲンライトとは、光を発するフィラメントのまわりにハロゲンガスを封入したライトのことです。

通常のライトよりも球(電球)が3倍くらい長持ちしますが、使い方を間違えると電球が切れやすいです。

また、球の小ささの割に光の強さ(輝度:きど)も大きく、小型化しても明るさを維持できるという特徴があります。


この光の強さはLEDではまだ実現できていないので、まだハロゲンライトの生産が縮小されていない状態です。
白熱電球はLEDの登場で生産が縮小しましたことはみなさんも知ってのとおりだと思います。
信号機もLEDになったりしましたし。


日曜大工で使用することはまずないでしょう。通常の電球で十分です。


スポンサードリンク


使用方法と注意点

ハロゲンライトの本体には水平器がとりつけてあります。

必ず取り付けてあります。
というのもハロゲンライトの球は「水平を維持した状態で使用しないと寿命を縮めてしまう」という性能だからです。

それは使用時の注意書きとして、ハロゲンランプの側面にも書いてあります。


ハロゲンライトを設置したあとは、水平器を見てちゃんと水平に取付られているか確認する必要があります。


球が切れてしまった場合は、球の交換をします。
正面の蓋をあけて球を交換します。

この金網の下にふたをはずす部分があるので、それを外して開きます。


1つのハロゲンライトに球は2つ入っています。

ハロゲンライト本体にそれぞれの球の電源ボタンが存在するので、それをしっかり切っていることを確認してから球の交換を行った方が安全です。

家庭で電球を取り換えるときも電源は切って取り換えますよね。


ガラス管を挟んでいる白い部分の台座が蛍光灯と同じくバネになって、ガラス管を挟んでいます。

なので、細長い蛍光灯と同じように、左右のどちらでもいいので、白い部分に向けてガラス管を押してあげるとバネが縮み、反対側の方がはずれて取り出せるようになっています。


ハロゲンの電球です。

この写真の1.2倍くらいしたものが実物と同じくらいの大きさです。



ハロゲンの球はこのフェニックスとかいう謎のものを使用していました。

どこで買ったかは不明です。


取りつけるときは台座の金属のバネの部分に同じようにハロゲンの球の白い部分を押し当ててグッと押し込んで反対側にはまるようにセッティングします。

これで交換完了です。


通常はシャコマンみたいな挟み込む部分がセットでついているので、好きなところに挟み込んで固定して使用します。



購入方法と値段

ハロゲンライト本体は1万円~2万円くらいです。

ハロゲンの球は1個1500円くらいと、通常の電球より高いので、扱い方も含めて注意が必要です。

扱い方が悪くて球の交換が多くなればコストパフォーマンスも悪くなりますし注意です。


スポンサードリンク



照明道具」のページに戻る。


バナースペース

スポンサードリンク



独立切子士として
切子の工房を立ち上げました。切子工房 箴光
切子工房 箴光(しんこう)

転職したとはいえ、工事現場で工具の使い方を学んだ経験は江戸切子を作る際にとても役に立っています。


私が選ぶ、便利な工具ランキング

1位 ラチェットレンチ

2位 石筆

3位 コンベックス(メジャー)

4位 水平器

5位 シャコマン