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現場経験を通して得られた工具や道具の使い方を現役の現場監督の私が惜しみもなく、みなさんに伝授します。
現場監督が教える工具の使い方
工具の使い方を知って、
工事現場で頼られる人間になろう。
安全靴の使い方
安全靴の概要
監督が教える工具の使い方
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安全道具、安全用品
>安全靴の使い方
安全靴とは、鉄板あるいは強化プラスチックがつま先全体に仕込んである靴のことを言います。
建設現場などでは重量物を運ぶことが結構多く、物を落として足の指先を挟んで大けがをするのを防ぐために安全靴を使用します。
特に鉄工工事関係では何百キロという鉄を運んだりする場合もあり、もし足の指を挟んだ場合は骨折とかというレベルでなく、完全に指がつぶれてしまうので、安全靴は必須です。
鉄板が仕込んであるちゃんとしたやつは、
写真のようにフォーマルな感じのものが多いです。
知らない人が見ればスーツに合わせる革靴のように見えるので、私は履き替えがめんどくさいの通勤にも安全靴を履いていました。
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使用方法と注意点
使用方法は靴を履くだけです。
建設現場ではJIS規格という基準を満たした安全靴を使用しないといけないとかいうルールも場所によっては存在します。
出張で工事しに行くような人は、客先のいろいろな基準の下で作業することになるので、あらかじめJIS規格の物を買っておくといいでしょう。
JIS規格の物は安全靴のどこかにJISマークが刻印されているのですぐわかります。
とりわけ強化プラスチックの物はJIS規格で認められてないはずなので、JIS規格の物なら必ず鉄板が仕込んであると思います。
JIS規格でないものは安全靴ではなく、「作業靴」と呼ばれたり、「プロテクティブスニーカー」と呼ばれることもあります。
安全靴はフォーマルなものから、スポーツシューズタイプ、雨の日用に長靴タイプも存在します。
現場監督は見た目から監督っぽさを出したいならフォーマルなもの、現場作業員は動きやすいスポーツシューズタイプのものなど選ぶと良いと思います。
現場では見た目も威厳を出すためには少し必要な要素です。
というのも、現場は不良みたいなのが多いところもあるので、人を見た目で判断する人間も多いからです。
人はその人の行動や思想で判断するべきであるのに、見た目で白黒つけようとするのは本当くだらないんですが、世の中にはそういう人もたくさんいます。
日曜大工(DIY)で物を作るときはおおむね木を加工する木工になると思いますが、そこまで重いものを使用しないと思うので、準備する必要もないと思います。
自己判断でお願いしますが、まあ私だったらお金もかかるし、使わない時の下駄箱の肥やしになるので買わないと思います。
つま先の方に鉄板が仕込んであるので、足のサイズが合わない安全靴を履くと、爪が鉄板にひっかかることがあって危ないので足のサイズにぴったり合う靴を買いましょう。
また、鉄板部分を足の指で持ち上げる形になるので、足の指の付け根の皮膚が厚くなります。
鉄板が入っていて重い靴で、履き心地があまり良くないので、現場の作業時にだけ履く人が多いです。
つまり、家を出るときに玄関から安全靴を履かない方が一般的です。
私は普通の靴と安全靴を2足持ち歩くのがめんどうなので、玄関から安全靴を履いて現場に通っています。
空港の金属探知機のゲートをくぐるときに安全靴の存在を忘れてゲートをくぐると鉄板に反応してブザーが鳴るので忘れずに脱ぎましょう。
※私が実際にやってしまった失敗談です(笑)
購入方法と値段
JIS規格でない強化プラスチックのものもJIS規格品のものも大体普通の靴と同じくらいの金額の4000円~8000円くらいで買えます。
むしろ普通のかっこいい靴の方が高いです。
さっきも書いたとおり、足にぴったりのサイズの安全靴を買うべきなのでネットで購入することはおすすめしません。
近くのホームセンターとかワークマンで探してみて実際に履いて確認してから購入した方がいいと思います。
もし、ホームセンターに無い、あるいは品ぞろえが悪くて気に入るものが無い場合は、インターネット上で買うしかないですね。
私の場合は建設会社というのもあって、ミドリ安全という会社の物をよく買っていたみたいで、そこで私は購入しました。
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