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現場経験を通して得られた工具や道具の使い方を現役の現場監督の私が惜しみもなく、みなさんに伝授します。

辛いこともあるかと思いますが、未来を信じましょう。

水中ポンプの使い方

水中ポンプの概要

監督が教える工具の使い方安全道具、安全用品>水中ポンプの使い方


水中ポンプとは、水の中に入れても使用できる水をくみ上げるためのポンプです。


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名称から「水の中でしか使用できない」みたいな感じに最初は感じるかもしれませんが、水の中でも使えるポンプという意味です。

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現場では自然排水が難しい場所がたまに存在します。
そういうところは人為的に水を汲み出して排水してあげるしかありません。


ポンプで吸い出した水は、公園の噴水のようなレベルでちゅぼぼぼぼって感じで結構水が出ます。


その時に電気で動く排水のポンプがこの水中ポンプになります。


日曜大工や家庭でそんな大がかりに水を動かすことは無いと思うので、ほぼ工事現場用の電動工具でしょう。
まあ、大きな庭に大きな池を持つ家庭とかなら使用するかもしれません。


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使用方法と注意点

水中ポンプの型は色々あると思いますが、今現場で使用しているタイプのものを1つ紹介します。


色んなポンプの型があると思いますが、この呼び水を入れるキャップのところはどのポンプにも存在していると思います。



構造的にはこういうことです。



取り込み口の吸盤みたいなやつで吸い上げてホース側に送ります。

物によっては、水中ポンプの底が水の吸い込み口になっているタイプの物も世の中に多く存在します。
むしろ、吸い込み口がこうやってホースでつながっているタイプの方がマイナーかもしれない。

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水の取り込み口の吸盤みたいなやつの裏面はこんな感じになっています。

一応、ゴミが詰まっても水の吸い込みをできるだけ確保できるような構造になっています。


水をくみ上げるときは、組み上げるホースの中を真空状態にして水を吸い込まないといけません。


そもそも「呼び水」という単語は井戸水をくみ上げる手押しポンプで使われている古くから使われている単語です。


井戸水をくみ上げる手押しポンプもまずはポンプ内を水で満たしてポンプを動かしたときに真空状態にしないといけません。


それと同じことを水中ポンプでもします。
この機械の呼び水の量は1.8リットルを入れてくださいと書いてあります。


結構な量の水を入れないと水をくみ上げる状態にはできないので注意してください。
呼び水はポンプが止まっている間にキャップをあけて入れてくださいと書いてありました。


水の中で使うということもあって、よけいな電子部品をつけて水につけて壊さないようにするためだと思うのですが、電源のONOFFのスイッチがありません。


電源コードを差した時点で稼動します。
電源コードを差す前に呼び水を入れてから電源コードを入れましょう。


呼び水が無い状態で稼動させると、水を吸い出すことができず、さらに吸い出しに使うモーターが空転し、かなり熱くなります。

呼び水が無い状態で放置しておくと、モーターが焼き付いて動かなくなるので気を付けてください。

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水中ポンプを空転させた状態で休憩時間に入ってしまうことがいくらか現場でありました。


あとあまり人には言えない話なんですが、仕事が終わるときに電源を落とすのを忘れて帰ってしまったことがあって、夜の間1日中水中ポンプが稼動していたこともありました。


朝来た時に「水中ポンプ壊したかな」と思って呼び水を入れて動かしたところ、なんとか正常に動いたので事なきを得ましたが、運が良かっただけでしょう。


呼び水1.8リットルに加えて、この水中ポンプ自体が鉄の塊みたいな感じでかなり重いです。


20kg~25kgくらいはあると思います。
1人で持ち運ぶのは大変なのですが、2人で運ぶほどのものもないような気がしますので、苦労して1人で運んでください。

無理な体勢で運ぶと腰を痛めたりするかもしれません。

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購入方法と値段

家庭用のものが1万円~2万円くらい、
工事現場用のものが2万円~3万円くらいします。

工事現場ではメンテナンスの手間を考えて自社で保有しないで、リース会社から借りることも多いです。


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バナースペース

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独立切子士として
切子の工房を立ち上げました。切子工房 箴光
切子工房 箴光(しんこう)

転職したとはいえ、工事現場で工具の使い方を学んだ経験は江戸切子を作る際にとても役に立っています。


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