バインド線の概要
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固定する工具>実際の写真あり!バインド線の使い方(巻き方・縛り方)

バインド線は、手でもくねくね曲げることができるやわらかめの針金にビニールが被服されているものです。
番線とは違い、かなりやわらかく手でくねくね曲げられます。
一方、番線は金属むき出しで手で曲げるのにも力を要する頑丈な針金のことです。
2分で読み終えるので
工具の使い方を詳しく知って、工事現場で人に頼りにされるようにぜひ最後まで見てマスターしていってください。
以下のラインナップで紹介します。
・バインド線概要
・使用方法と注意点
・購入方法と値段
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かなり固くて太くてしっかりした手で曲げるのにも少し力がいる針金を想像している人は多分それは番線(ばんせん)というものです。
そちらは「番線と番線カッター」のページで紹介していますのでご参照ください。
番線には特有の 巻き方と縛り方が存在します。
バインド線概要
よく見るのは黒のビニールで被服されています。
番線と違い、手で簡単にくねくね曲げられます。

側面を見ると、針金の周りにビニールが被覆されていることがわかります。

バインドは縛るという英語の言葉なので、言葉通り、物を一時的に縛るのに使用されます。
手でもくねくね曲げられるということは、強度的にはあまり強いものではありません。
大事な場所の固縛(こばく)ではまず使用されません。
足場などの強度をしっかり保ちたい場所に関しては、固い針金の番線を使用して固縛します。
足場にバインド線を使用したなんて例はまず無く、それをやってしまうと相当怒られると思います。
バインド線は簡易的に縛る目的と覚えておきましょう。
現場の安全監督で偉そうにしてた本当にしょうもない老人がバインド線で固縛してたので私はびっくりしたこともあります。
安全監督いう人間がバインド線を使用しているなんて、よほど人の話を聞かないで傲慢で勉強とかしなかったんだろうなと思いました。
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使用方法と注意点
バインド線は手でくねくね曲げて使用することができるので、バインド線を縛るときに他の工具は一切必要ありません。
一方、しっかりと物を固定するための番線については、しの、番線カッターなどの他の工具も使用します。
でも人によっては番線と同じような結び方で結ぶ場合もあるので覚えておいてください。
番線の結び方は「番線と番線カッター」のページで紹介しているので参照してみてください。
長期休暇前とかに現場の道具類が風で飛ばないように固縛してから休みに入る現場がほとんどだと思います。
その場合、バインド線では強風で切れてしまう、あるいは、不審者が侵入してきたときに簡単に切られてしまいます。
基本的には長期休暇前は番線で固縛を行うようにします。
バインド線で固縛している人は完全に素人です。
購入方法と値段
バインド線は割と家庭でも使える一般的なものであるため、ホームセンターに行けば購入できるでしょう。
バインド線の太さが太くなればなるほど、値段も高くなりますが、大体以下の感じです。
0.9mm×300mで2000円
1.2mm×300mで3000円
1.6mm×300mで4500円
2.0mm×300mで6000円
そうなると大体、0.4mm太さが増えると1500円くらい増える計算です。
工業用で300mなので、日曜大工で使うときはもっと短いので十分だと考えると、もっと60mで300円とかで購入できそうな気もします。
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